イギリスETAが必要な人は?【対象者判定チャート】免除対象・不要なケースも解説
更新日 : 2026/04/23
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イギリスETAが必要な人は?【対象者判定チャート】免除対象・不要なケースも徹底解説
イギリスへの渡航を計画している方にとって、「自分はイギリスETAが必要なのか?」という疑問は最も重要なポイントです。本記事では、イギリスETA(電子渡航認証)が必要な人・不要な人を、判定チャートと目的・期間別の詳細表を使って分かりやすく解説します。
結論から言うと、日本国籍で観光・商用目的で6ヶ月以内の滞在を希望する方は、ETA取得が必須です。一方、イギリス国籍・アイルランド国籍の方、就労ビザ等のビザ保持者、空港トランジットエリア内のみで乗り継ぐ方(Airside)はETA不要です。
📌 重要ポイント
- 日本国籍で観光・商用6ヶ月以内 → ✅ ETA必要
- 就労・長期留学(6ヶ月超) → ❌ ETAではなくビザが必要
- ビザ保持者 → ❌ ETA不要
- トランジット(Airside) → ❌ ETA不要
- 年齢制限なし → 0歳児から高齢者まで全員対象
対象者判定フローチャート
以下のフローチャートで、あなたがETAの対象かどうかを簡単に判定できます。
📋 ETA必要性判定フローチャート
STEP 1: 国籍確認
- Q. あなたの国籍は?
- ✅ 日本国籍 → STEP 2へ
- ❌ イギリス・アイルランド国籍 → ETA不要
- ❓ その他の国籍 → 対象国リストを確認
STEP 2: ビザ保有確認
- Q. イギリスのビザを既に持っていますか?
- ✅ はい(就労ビザ、学生ビザ等) → ETA不要
- ❌ いいえ → STEP 3へ
STEP 3: 渡航目的確認
- Q. イギリスでの目的は?
STEP 4: 滞在期間確認
- Q. イギリスでの滞在期間は?
- 6ヶ月以内 → ✅ ETA必要
- 6ヶ月を超える → ❌ ビザが必要
結論
- ✅ ETA必要 → ETA申請方法ガイドへ
- ❌ ビザ必要 → ビザ申請情報へ
- ❌ ETA不要 → そのまま渡航可能
ETAが必要な人
以下の条件を全て満たす方は、イギリスETAの取得が必須です。
対象となる国籍
ETAは83カ国の国籍者が対象です。主な対象国は以下の通りです。
ETA対象国(主要国)
- アジア・太平洋地域
- 日本、韓国、台湾、香港、マカオ
- シンガポール、マレーシア、ブルネイ
- オーストラリア、ニュージーランド
- 北米
- アメリカ、カナダ
- ヨーロッパ(EU加盟国全て)
- ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ
- スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、スイス
- ポーランド、チェコ、ハンガリー、ギリシャ 等
- 中南米
- ブラジル、アルゼンチン、チリ、メキシコ 等
- 中東
- イスラエル、UAE、クウェート、バーレーン 等
📌 対象国の確認方法
ご自身の国籍がETA対象国かどうかは、イギリス政府公式サイト(英語)で確認できます。日本国籍の方は必ず対象です。
対象となる渡航目的
以下の目的でイギリスへ渡航する方は、ETA取得が必要です。
- 観光・レジャー
- 観光旅行、ホリデー、友人訪問
- イベント参加(コンサート、スポーツ観戦等)
- ロンドン・スコットランド等の名所巡り
- 商用・ビジネス
- 会議・商談・セミナー参加
- 展示会・見本市への出展・視察
- 短期研修・トレーニング(報酬なし)
- 短期留学・語学研修(6ヶ月以内)
- 語学学校への通学(6ヶ月まで)
- 短期コース・サマースクール
- 大学の短期交換プログラム
- 親族訪問・家族イベント
- 家族・親戚訪問
- 結婚式・葬儀参列
- 友人宅への滞在
- 医療目的
- 私費での治療・検査(6ヶ月以内)
- 家族の看病
- トランジット(Landside)
- イギリスで入国審査を受けて乗り継ぐ場合
- 他の空港へ移動する場合
- ホテルに宿泊する場合
- 詳しくはトランジット時のETA要否を参照
年齢制限(乳幼児・高齢者も対象)
ETAには年齢制限がありません。0歳の乳幼児から高齢者まで、全ての年齢の方が対象です。
- 0歳の赤ちゃん:パスポートを持っていれば、保護者が代理で申請必要
- 9歳以下の子供:顔写真の提出は不要(申請は必要)
- 10歳以上:大人と同じ手順で申請
- 高齢者:年齢上限なし、全員申請必要
子供のETA申請について詳しくは、子供・未成年者のETA申請ガイドをご覧ください。
ETAが不要な人
以下のいずれかに該当する方は、ETA取得が不要です。
国籍による免除
- イギリス国籍者:イギリス国民はETA不要
- アイルランド国籍者:Common Travel Area協定により免除
- イギリス海外領土市民:バミューダ、ケイマン諸島等の特定領土市民
ビザ保持者
以下のいずれかのビザを既に取得している方は、ETA不要です。
- 就労ビザ(Work Visa)
- Skilled Worker visa(技能労働者ビザ)
- Intra-company Transfer visa(企業内転勤ビザ)
- Health and Care Worker visa(医療従事者ビザ)
- 学生ビザ(Student Visa)
- 6ヶ月を超える留学の場合
- 学位取得コース、大学院等
- 家族ビザ(Family Visa)
- 配偶者ビザ、パートナービザ
- 親・子のビザ
- Youth Mobility Scheme(YMS/ワーキングホリデー)
- 日本人向けのワーキングホリデービザ
- 最大2年間の滞在・就労が可能
- その他の長期ビザ
- 永住権(ILR: Indefinite Leave to Remain)
- Ancestry visa(祖先ビザ)
- Graduate visa(卒業生ビザ)
📌 ビザとETAの違い
ビザとETAは別物です。ビザを持っている方はETAは不要ですが、ビザを持っていない短期渡航者はETAが必要です。詳しくはETAとビザの違いをご覧ください。
トランジット(Airside)のみの場合
空港のトランジットエリア内のみで乗り継ぐ方(Airside)は、ETA不要です。
- ETA不要なトランジット
- 同一空港内のトランジットエリアで乗り継ぐ
- イギリスで入国審査を受けない
- 空港外へ出ない
- ETA必要なトランジット
- イギリスで入国審査を受ける(Landside)
- ホテルに宿泊する
- 他の空港へ移動する
- ユーロスターで乗り継ぐ
トランジット時のETA要否について詳しくは、トランジット(乗り継ぎ)時のETAガイドをご覧ください。
その他の免除対象者
- 外交官・国際機関職員:外交パスポート保持者、国連職員等
- 軍人:NATO加盟国の軍人で公務の場合
- イギリス政府の招待者:政府公式招待による特定のケース
目的・期間別の詳細判定
以下の表で、目的・期間別にETAが必要かどうかを確認できます。
観光・レジャー
| 目的 | 滞在期間 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| ロンドン観光 | 5日間 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内の観光はETA対象 |
| スコットランド旅行 | 2週間 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内の観光はETA対象 |
| 長期旅行 | 3ヶ月 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内ならETA可能 |
| 超長期滞在 | 7ヶ月 | ❌ ビザ必要 | 6ヶ月を超える場合はビザ申請 |
| 友人宅訪問 | 1ヶ月 | ✅ 必要 | 友人宅滞在でもETA必要 |
| コンサート観賞 | 3日間 | ✅ 必要 | 短期でもETA必要 |
商用・ビジネス
| 目的 | 滞在期間 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| 会議・商談 | 4日間 | ✅ 必要 | 短期商用はETA対象 |
| 展示会出展 | 1週間 | ✅ 必要 | 見本市参加もETA対象 |
| 短期研修(報酬なし) | 2ヶ月 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内ならETA可能 |
| 就労(給与あり) | – | ❌ 就労ビザ必要 | 報酬を伴う就労はビザが必須 |
| 企業内転勤 | – | ❌ 就労ビザ必要 | Intra-company Transfer visa必要 |
留学・語学研修
| 目的 | 滞在期間 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| 語学学校(短期) | 3ヶ月 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内ならETA可能 |
| 語学学校(長期) | 6ヶ月 | ✅ 必要 | 6ヶ月ちょうどならETA可能(要確認) |
| サマースクール | 1ヶ月 | ✅ 必要 | 短期コースはETA対象 |
| 大学留学(正規) | 1年以上 | ❌ 学生ビザ必要 | 6ヶ月を超える留学はStudent visa必須 |
| 大学院留学 | 2年 | ❌ 学生ビザ必要 | 学位取得コースはStudent visa必須 |
| 交換留学(短期) | 5ヶ月 | ✅ 必要 | 6ヶ月以内ならETA可能 |
就労・ワーキングホリデー
| 目的 | 滞在期間 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| 現地就職 | – | ❌ 就労ビザ必要 | Skilled Worker visa等が必須 |
| ワーキングホリデー(YMS) | 最大2年 | ❌ YMSビザ必要 | Youth Mobility Scheme visa申請 |
| インターンシップ(報酬あり) | – | ❌ 就労ビザ必要 | 報酬を伴う場合はビザ必須 |
| インターンシップ(報酬なし) | 6ヶ月以内 | ✅ 必要 | 無報酬の短期研修はETA可能 |
| ボランティア活動 | 3ヶ月 | ✅ 必要 | 報酬なしで6ヶ月以内ならETA可能 |
トランジット・乗り継ぎ
| 乗り継ぎタイプ | 入国審査 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| 同一空港内(Airside) | なし | ❌ 不要 | トランジットエリア内で完結 |
| 他空港へ移動(Landside) | あり | ✅ 必要 | 入国審査を受けるためETA必要 |
| 空港近くのホテル宿泊 | あり | ✅ 必要 | 空港外へ出るためETA必要 |
| ユーロスター乗り継ぎ | あり | ✅ 必要 | パリ→ロンドン→他国もETA必要 |
| 同一空港・24時間以内 | なし | ❌ 不要 | Airside内で完結する場合のみ |
詳しくはトランジット(乗り継ぎ)時のETAガイドをご覧ください。
親族訪問・結婚式
| 目的 | 滞在期間 | ETA必要? | 備考 |
|---|---|---|---|
| 家族・親戚訪問 | 2週間 | ✅ 必要 | 短期訪問はETA対象 |
| 結婚式参列 | 5日間 | ✅ 必要 | 結婚式でもETA必要 |
| 葬儀参列 | 3日間 | ✅ 必要 | 緊急でもETA取得推奨 |
| 配偶者との同居 | 6ヶ月超 | ❌ 配偶者ビザ必要 | Family visa申請が必要 |
| 親の介護・看病 | 6ヶ月以内 | ✅ 必要 | 短期ならETA可能 |
特殊ケース・よくある疑問
1. 複数回入国する場合
回答: ETAは2年間有効で、有効期限内であれば何度でも入国可能です。1回の滞在は最大6ヶ月ですが、出国後に再入国する場合も同じETAが使えます。
2. パスポートを更新した場合
回答: パスポート番号が変わるため、ETAも再申請が必要です。ETAはパスポート番号と紐づいているため、新しいパスポートには旧ETAは使えません。
3. 永住権(ILR)を持っている場合
回答: イギリスの永住権(Indefinite Leave to Remain)を持っている方は、ETA不要です。永住権を証明する書類(BRPカード等)を携帯してください。
4. 配偶者がイギリス国籍の場合
回答: 配偶者がイギリス国籍でも、あなた自身の国籍によります。日本国籍で短期訪問(6ヶ月以内)であれば、ETAが必要です。長期滞在の場合は配偶者ビザ(Family visa)を申請してください。
5. 二重国籍の場合
回答: イギリス入国時に使用するパスポートの国籍で判断します。日本とイギリスの二重国籍者は、イギリスパスポートで入国すればETA不要です。日本パスポートで入国する場合はETAが必要です。
6. クルーズ船で寄港する場合
回答: クルーズ船で寄港し、陸地へ上陸する場合はETA必要です。船内に留まる場合は不要ですが、上陸観光をする場合は事前にETAを取得してください。
ETAが必要だと分かったら、早めの申請がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本国籍ですが、観光で3日間だけイギリスに行きます。ETAは必要ですか?
A. はい、必要です。滞在期間に関係なく、日本国籍で6ヶ月以内の短期滞在であれば、1日でもETAが必要です。
Q2. 6ヶ月ちょうどの滞在はETAで可能ですか?
A. はい、可能です。ETAは最長6ヶ月の滞在が認められています。ただし、6ヶ月を1日でも超える場合はビザが必要です。
Q3. ワーキングホリデー(YMS)ビザを持っていますが、ETAも必要ですか?
A. いいえ、不要です。YMSビザを保持している方はETA不要です。ビザとETAは併用できません。
Q4. 留学で1年間滞在する予定ですが、ETAで入国できますか?
A. いいえ、できません。6ヶ月を超える留学は学生ビザ(Student visa)が必要です。ETAでは6ヶ月以上の滞在はできません。
Q5. トランジットで空港内のホテルに泊まる場合、ETAは必要ですか?
A. 空港内ホテルの場所によります。トランジットエリア内(Airside)のホテルであればETA不要です。しかし、入国審査を通過したエリア(Landside)のホテルの場合はETA必要です。詳しくはトランジット時のETA要否を確認してください。
Q6. 0歳の赤ちゃんもETAが必要ですか?
A. はい、必要です。ETAは年齢制限がなく、0歳から対象です。保護者が代理で申請してください。ただし、9歳以下の子供は顔写真の提出は不要です。詳しくは子供のETA申請ガイドをご覧ください。
Q7. イギリスで乗り継ぎをして他国へ向かいますが、ETAは必要ですか?
A. 乗り継ぎの種類によります。空港のトランジットエリア内のみ(Airside)で乗り継ぐ場合は不要です。しかし、入国審査を受ける(Landside)場合や、他の空港へ移動する場合はETA必要です。詳しくはトランジット時のETA要否を確認してください。
Q8. イギリスで就労する予定ですが、ETAで入国できますか?
A. いいえ、できません。報酬を伴う就労は就労ビザ(Skilled Worker visa等)が必要です。ETAでは就労はできません。詳しくはイギリスビザ情報を確認してください。
Q9. イギリス国籍ですが、日本から渡航する場合ETAは必要ですか?
A. いいえ、不要です。イギリス国籍者は、どの国から渡航してもETA不要です。イギリスパスポートで入国してください。
Q10. ETAが必要かどうか、どこで確認できますか?
A. 本ページの対象者判定フローチャートで簡単に確認できます。また、イギリス政府公式サイト(英語)でも確認可能です。