ヒースロー空港のフライト路線やロンドンへのアクセス方法を解説

Menu

ヒースロー空港のフライト路線やロンドンへのアクセス方法を解説

更新日 : 2026/03/10

ヒースロー空港のフライト路線やロンドンへのアクセス方法を解説 ヒースロー空港は、イギリス最大規模を誇る国際空港です。世界中の観光客が利用する巨大なハブ空港として知られ、空港内には免税店や多数のラウンジ、無料Wi-Fiなどのサービスが充実しています。本記事では、ロンドン観光の出発点としても便利なヒースロー空港の主要施設や、ロンドンへのアクセス手段について解説します。

ヒースロー空港の概要とターミナル

イギリス最大規模の国際空港であるヒースロー空港は、4つの主要ターミナルで構成されています。

  • ターミナル2
    ターミナル2では、世界最大の航空連合“スターアライアンス(StarAlliance)”に加盟するアシアナ航空、中国国際航空、全日本空輸(ANA)などの航空会社が運航しています。また、旧ターミナルビル2の開業式にエリザベス女王二世が出席したことにちなみ、「クイーンズ・ターミナル」とも呼ばれています。
  • ターミナル3
    ターミナル3では、日本航空(JAL)やアメリカン航空などのワンワールド(oneworld)加盟航空会社を中心に、計97社の航空会社が運航しています。さらに、デルタ航空などによる長距離路線の運航もあり、年間約1,980万人の渡航者がこのターミナルを利用しています。
  • ターミナル4
    ターミナル4では、主にカタール航空、中国東方航空、ベトナム航空などの中東およびアジア地域の航空会社が運航しています。
  • ターミナル5
    ターミナル5はヒースロー空港で最大規模を誇るターミナルで、主にブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナルとして利用されています。また、免税店の数が最も多く、ショップやレストランも充実しているのが特徴です。

ターミナル構成と航空会社

ヒースロー空港は、世界90か国以上を結ぶ約80社の航空会社が運航する国際空港です。主に、ワンワールド(oneworld)、スターアライアンス(StarAlliance)、スカイチーム(Sky Team)といった航空連合のハブ空港として利用されており、ターミナル2、3、5に各連合の加盟航空会社が集まっています。また、日本路線については、ターミナル2から全日本空輸(ANA)、ターミナル3から日本航空(JAL)がそれぞれ発着しています。

主要航空会社ごとの利用ターミナル
航空連合 航空会社 ターミナル
ワンワールド(oneworld) アメリカン航空 ターミナル3
ブリティッシュ・エアウィズ ターミナル5
キャセイパシフィック航空 ターミナル3
フィンエアー ターミナル3
イベリア航空 ターミナル5
日本航空(JAL) ターミナル3
マレーシア航空 ターミナル4
オマーン・エア ターミナル4
カンタス航空 ターミナル3
カタール航空 ターミナル4
ロイヤル・エア・モロッコ ターミナル4
ロイヤルヨルダン航空 ターミナル3
スリランカ航空 ターミナル3
スターアライアンス(StarAlliance) エーゲ航空 ターミナル2
エア・カナダ
エアインディア
全日本空輸(ANA)
アシアナ航空
オーストリア航空
アビアンカ航空
ブリュッセル航空
クロアチア航空
エジプト航空
エチオピア航空
エバー航空
LOTポーランド航空
ルフトハンザ ドイツ航空
深セン航空
シンガポール航空
スイス・インターナショナル・エアラインズ
TAP ポルトガル航空
タイ国際航空
トルコ航空
ユナイテッド航空
スカイチーム(Sky Team) デルタ航空 ターミナル3
中国東方航空 ターミナル4
大韓航空 ターミナル4
チャイナエアライン ターミナル3
ベトナム航空 ターミナル4
アエロメヒコ航空 ターミナル3
ヴァージン・アトランティック航空 ターミナル3
エールフランス航空 ターミナル4
スカンジナビア航空 ターミナル2
KLMオランダ航空 ターミナル4
サウディア ターミナル4
ケニア航空 ターミナル4

空港内の主要施設

ヒースロー空港には免税店や飲食店、ラウンジなど多様な施設が揃い、すべてのターミナルで無料Wi-Fiや両替所を利用できます。さらに、有名な免税店“ワールド・デューティーフリー(World Duty Free)”が全ターミナルにあり、コスメ、タバコ、アルコール飲料、食品など幅広い種類の商品を購入することが可能です。また、“シャネル(Chanel)”をはじめとする高級ブランド店や、イギリスを代表する高級百貨店“ハロッズ(Harrods)”の店舗が、ターミナル3および5にそれぞれ入っています。
そのほか、ターミナル5は特に飲食店が充実しており、軽食やスイーツをはじめ、和食や多国籍料理、有名シェフ監修のイギリス料理などを楽しめます。各ターミナルでは、航空会社系列のラウンジやプライオリティパス対応ラウンジが完備されており、軽食やドリンク類の提供、シャワー設備や充電スポットなどが利用可能です。なお、ラウンジによって提供されるサービスや設備は異なるため、事前に確認しておくと安心です。

ターミナル間の移動

ヒースロー空港では、乗り継ぎの際に到着したターミナルとは異なるターミナルから出発する場合があります。ターミナルによっては、シャトルバスや地下鉄を利用して移動する必要があるため、空港内の案内掲示板で乗り継ぎ便が出発するターミナルを必ずご確認ください。ターミナル2と3は徒歩圏内ですが、ターミナル4または5へ向かう場合は空港内の特急列車や地下鉄などを利用する必要があります。各ターミナルの地下から“ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)”、“エリザベスライン(Elizabeth Line)”、“地下鉄(ピカデリー線/Piccadilly Line)”のいずれかを利用して移動しましょう。
また、乗り継ぐ際は搭乗前にセキュリティチェックを受ける必要があります。出発するターミナルにより機内に持ち込める物品やルールが異なるため、ヒースロー空港の公式ウェブサイトで事前に確認しておくと安心です。ターミナル2.3.5で行われるセキュリティチェックでは、大型の電気製品や最大2リットルまでの液体を手荷物に入れたまま通過できる場合があります。一方、ターミナル4ではボトルに入った飲料水、日焼け止め、香水、化粧品、冷凍液体などの持ち込みは禁止されています。

ターミナル間の移動にかかる所要時間
移動するターミナル間 移動方法 移動時間
ターミナル2~ターミナル3 徒歩 約10分
ターミナル2・3~ターミナル4 エリザベスライン 約20分
ピカデリー線 約30分
ターミナル2・3~ターミナル5 ヒースロー・エクスプレス 約6分
エリザベスライン 約20分
ピカデリー線 約20分
ターミナル4~ターミナル5 エリザベスラインまたはヒースロー・エクスプレス 約30分
ピカデリー線 約30分
H30系統の無料シャトルバス 約25分

ロンドンへのアクセス手段

Leonard's Bakery

ヒースロー・エクスプレス

“ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)”は、ヒースロー空港とロンドン中心部を結ぶ特急列車です。終点の“パディントン(Paddington)駅”まで最速15分で到着し、快適かつスピーディーに移動したい旅行者にとって最も効率的な移動手段といえます。ヒースロー空港ではターミナル2.3.5から乗車でき、パディントン駅まで直通で移動することが可能です。

ヒースロー・エクスプレスの基本情報

運賃(片道)

  • スタンダードクラス:25ポンド(乗車日から30日以上前の事前予約で10ポンド)
  • ビジネスクラス:32ポンド

ヒースロー空港からパディントン駅までの所要時間

  • ヒースロー空港ターミナル2.3~パディントン駅まで15分
  • ヒースロー空港ターミナル5~パディントン駅まで21分

運行間隔

  • 15分ごとに運行

料金と所要時間

ヒースロー・エクスプレスは、ヒースロー空港からパディントン駅まで最速15分で直行する特急列車です。座席はスタンダードクラスとビジネスクラスから選択でき、車内には無料Wi-Fiや荷物置き場が完備されています。また、ビジネスクラスではヒースロー空港のファストトラック優先レーンを利用できます。ファストトラックは出発時のセキュリティチェックを優先レーンで通過できる有料サービスで、利用する際は係員にビジネスクラスのチケットと搭乗券を提示してください。
ヒースロー・エクスプレスの運賃は、1人あたりスタンダードクラスが25ポンド、ビジネスクラスは32ポンドです。なお、スタンダードクラスのチケットは、乗車日から30日以上前に早期予約することで早割が適用され10ポンドで購入できます。

乗り場とチケット購入

ヒースロー空港からヒースロー・エクスプレスに乗車する際は、各ターミナルの地下階にある駅へ向かう必要があります。ターミナル2または3は“Heathrow Terminals 2&3(Rail Station Only) Station”、ターミナル5は“Heathrow Terminals 5 Station”をそれぞれご利用ください。ヒースロー空港に到着後は、「Train」や「Heathrow Express(またはRail)」の案内表示に従って地下の駅へ向かいましょう。駅では改札機に切符や決済手段をかざして入場し、プラットフォームからヒースロー・エクスプレスに乗車します。チケットは事前のオンライン予約のほか、駅の切符売り場や自動券売機でも購入できます。いずれの駅にも切符売り場と券売機が設置されているため、到着後すぐに購入することが可能です。また、乗車時の支払い方法として、デビットカード、クレジットカード、Apple Pay(またはGoogle pay)、交通系ICカード“オイスターカード(Oyster Card)”が利用できます。

エリザベスライン

“エリザベスライン(Elizabeth Line)”は2022年に開通した最新の高速都市鉄道で、ヒースロー空港からロンドン中心部や東部エリアへ直通でアクセスできる路線です。全41駅に停車し、現在ではロンドン市民や観光客の主要な移動手段として定着しています。

エリザベスラインの基本情報

ヒースロー空港ターミナル2.3からロンドン中心部へ向かう場合の運賃(片道)

  • パディントン駅:12.80ポンド
  • ボンドストリート(Bond Street)駅:13.90ポンド
  • トッテナムコートロード(Tottenham Court Road)駅:13.90ポンド
  • ファリンドン(Farringdon)駅:13.90ポンド
  • リバプールストリート(Liverpool Street)駅:13.90ポンド

ヒースロー空港からロンドン中心部への所要時間

  • パディントン駅まで約25分
  • ボンドストリート駅まで約30分
  • トッテナムコートロード駅まで約30分
  • ファリンドン駅まで約35分
  • リバプールストリート駅まで約40分

ルートと停車駅

エリザベスラインは、乗り換えなしでロンドン中心部の主要エリアへアクセスできる鉄道路線です。ヒースロー空港からの移動はもちろん、郊外からロンドン市内を訪れる際にも便利で、荷物が多い場合でも快適に移動できます。また、トッテナムコートロード駅では、“セントラルライン(Central line)”や“ノーザンライン(Northern line)”など、他の地下鉄路線への乗り換えも可能です。

主要な停車駅

  • ボンドストリート駅
    高級ショッピング街(オックスフォード・ストリート・リージェント・ストリート)や商業エリアへのアクセスにおすすめです。
  • ファリンドン駅
    ロンドンの金融地区に位置し、東部や郊外を走る“テムズリンク(Thameslink)”などへの乗り換え拠点となっています。
  • リバプールストリート駅
    金融街に近い主要駅で、ロンドン東部エリアやスタンステッド空港へのアクセスにも便利です。

ヒースロー・エクスプレスとの比較

エリザベスラインはヒースロー・エクスプレスと同様に、ヒースロー空港では同じホームから乗車でき、オイスターカードやクレジットカードでのタッチ決済にも対応しています。いずれもヒースロー空港からロンドン市内へ向かう際に便利な移動手段ですが、移動時間や料金、停車駅の数が異なります。予算と利便性を重視する場合はエリザベスライン、移動時間を優先したい場合はヒースロー・エクスプレスがおすすめです。イギリス旅行の目的や予算に合わせて、最適な移動手段を選びましょう。

エリザベスライン ヒーローエクスプレス
パディントン駅までの所要時間 30分 15分
運行間隔 10分間隔 15分間隔
パディントン駅までの停車駅の数 6駅 0駅
運賃(片道) 12.80ポンド スタンダードクラス:25ポンド/ビジネスクラス:32ポンド

地下鉄(ピカデリー線)

“地下鉄(ピカデリー線/Piccadilly Line)”はヒースロー空港とロンドン都市部を結ぶ地下鉄路線の一つで、比較的リーズナブルにロンドン市内へアクセスできる移動手段です。ヒースロー空港のすべてのターミナルに駅があり、直通でロンドンの中心部へ向かうことができます。

ピカデリー線の基本情報

ロンドン市内への所要時間

  • ヒースロー空港の各ターミナルからロンドン中心部まで約50分
    ※ロンドン中心部:ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)駅、レスタースクエア(Leicester Square)駅、コヴェント・ガーデン(Covent Garden)駅、キングス・クロス・セント・パンクラス(King’s Cross St Pancras)駅を含む

運賃の目安(上記のロンドン中心部までの片道)

  • 切符:7ポンド
  • コンタクトレス決済(オイスターカードなど):5.80ポンド

運行頻度

  • 約5~10分ごと

主な接続駅と料金

ピカデリー線ではピカデリーサーカス駅をはじめ、多くの主要観光地へ乗り換えなしでアクセスできます。ヒースロー空港の各ターミナルからロンドン中心部までは、所要時間は約50分です。ヒースロー・エクスプレスと比べると移動時間は長くなりますが、運賃が比較的安い点が大きなメリットです。
ロンドンの地下鉄は「ゾーン」と呼ばれるエリア区分で運賃が設定され、主要な観光地が集まるロンドン中心部はゾーン1に該当します。ゾーン1内を移動する場合、切符の運賃は6.70ポンド~7.00ポンド、オイスターカードなどのコンタクトレス決済は5.60ポンド~5.80ポンドとなります。また、ロンドン地下鉄には運賃の上限が設定されており、オイスターカードを利用した場合は1日または1週間あたりの利用金額が一定額までに抑えられます。ゾーン1内での上限額は、1日(午前4時30分~翌午前4時29分まで)が8.90ポンド、1週間は44.70ポンドです。ロンドン市内の観光地を複数巡る場合は、切符を購入するよりもオイスターカードを利用した方が割安になるためお得に移動できます。

利用時の注意点

ピカデリー線は、時間帯によってはスーツケースなどの大きな荷物を持ったまま乗車しにくい場合があります。現行の車両は、日本の地下鉄と比較して車体が細く天井も低いため、混雑する時間帯にはスーツケースを携えての移動が困難です。特に平日の朝(午前6:30~午前9:30)および夕方(午後4:00~午後7:00)は通勤ラッシュの影響で非常に混雑するため、できるだけこの時間帯を避けて利用することをお勧めします。なお、一部の車両ではドア付近のスーツケースや大型荷物用のスペースが設けられている場合もあります。
また、ピカデリーサーカス駅など一部の駅には、エレベーターが設置されておらず階段で移動する必要があるため注意が必要です。各駅のエレベーターの有無については、ロンドン地下鉄の公式ウェブサイトよりご確認ください。

タクシー・ライドシェア・空港バス

深夜や早朝にヒースロー空港へ到着した場合や、荷物が多い場合にはタクシーなどの利用がお勧めです。ロンドンへ向かう時間帯や荷物の量、同伴者の人数に合わせて最適な移動手段を選びましょう。

タクシー・配車アプリ・空港バスの特徴とメリット

タクシー

  • メリット:荷物や同伴者が多い場合でも、ホテルや目的地まで直行できます。深夜や早朝など、時間帯を問わず利用できる点も魅力です。
  • 特徴:空港到着後、できるだけスムーズにホテルまで移動したい方におすすめです。

配車アプリ(UberやBoltなど)

  • メリット:英語などの言語に不安がある方でも、アプリ操作のみで送迎車を手配できます。
  • 特徴:ヒースロー空港には専用のピックアップエリアが設けられているため、比較的スムーズに乗車できます。配車時に事前見積もりが表示されるため、料金を把握しやすい点も安心です。

空港バス(National Express)

  • メリット:予約時に座席指定ができ、座ったまま快適に移動できます。また、追加料金なしで大型荷物を預けられます。
  • 特徴:他の交通手段と比べてリーズナブルに利用できる点が魅力です。事前予約によって割引が適用される場合もあります。

タクシーとライドシェア

ロンドンのタクシー“ブラックキャブ(Black Cab)”や“Uber”などの配車サービスを利用した場合、ヒースロー空港からロンドン中心部までは約30~60分で到着します。いずれもスムーズに移動できる交通手段ですが、料金の相場やピックアップエリアに違いがあります。運賃の目安は、ブラックキャブが64.00ポンド~120.00ポンド、配車サービス(Uberなど)が約50ポンドで、一般的にはUberの方が割安に利用できます。どちらもヒースロー空港から乗車可能です。ブラックキャブは各ターミナルの到着ロビーを出た地上階にあるタクシー乗り場から、Uberなどの配車サービスは指定された「短時間駐車場(Short Stay Car Park)」からそれぞれ利用できます。

空港バス(ナショナルエクスプレス)

ヒースロー空港からロンドン市内へ向かう際は、「ナショナルエクスプレス(National Express)」の利用もおすすめです。ナショナルエクスプレスは、ヒースロー空港の各ターミナルからロンドン近郊やイギリス各地へ直行する長距離バスで、ロンドン地下鉄やヒースロー・エクスプレスと比べてリーズナブルに利用できる移動手段です。車内には無料Wi-Fiや電源コンセントが完備され、広々とした座席に座りながら快適に移動できます。また、オンライン予約では早割(出発日の3日前までに予約)やグループ割引が適用され、予約時には座席指定も可能です。
イギリス全土にバスターミナルとバス停が多数あり、ロンドン市内では最大規模のバスターミナル“ヴィクトリア・コーチ・ステーション(Victoria Coach Station)”が終点となっています。ヒースロー空港の各ターミナルからは約60~70分でヴィクトリア・コーチ・ステーションへ到着し、運賃は8.40ポンド~10.50ポンドが目安です。

目的地別おすすめアクセス

Leonard's Bakery ヒースロー空港からロンドン市内へは、ヒースロー・エクスプレスをはじめ様々なアクセス方法があります。移動時間や予算、荷物の量に応じて、自分に合った交通手段を選びましょう。以下では、ロンドンへの主なアクセス方法を3つのパターンに分けて紹介します。

主なアクセス方法

  • ロンドンへ最速で移動するパターン
    ヒースロー空港に到着後、すぐにパディントン駅周辺のホテルへ向かう方にはヒースロー・エクスプレスの利用がおすすめです。また、地下鉄での移動や乗り換えに不安がある方にとっても、分かりやすく安心して利用できるアクセス方法です。
  • 節約してロンドンへ向かうパターン
    交通費を抑えてロンドン中心部へ移動したい場合は、地下鉄(ピカデリー線)やエリザベスラインの利用がおすすめです。ヒースロー・エクスプレスと比べると移動時間はやや長くなりますが、ピカデリーサーカス駅やボンドストリート駅など、主要な観光エリアへ乗り換えなしでアクセスできる点が大きな魅力です。
  • ロンドンへ快適に移動するパターン
    荷物が多い場合や家族旅行など複数人で移動する場合は、タクシーや配車サービスの利用がおすすめです。ヒースロー・エクスプレスや地下鉄とは異なり、降車場所を自由に選択できるため、ヒースロー空港からホテルまでドアツードアで移動できます。

①最速ルート(急いでいる時)

ヒースロー空港から急いでパディントン駅に移動する場合は、ヒースロー・エクスプレスの利用がおすすめです。ホテルのチェックインに締め切りがある場合や、到着後すぐに会議へ向かう場合でも、最速15分でパディントン駅にアクセスできます。地下鉄など他の交通手段と比べると運賃は高めですが、移動時間を30~45分以上短縮できる点が魅力です。また、約15分間隔で終日運行しており、道路渋滞の影響を受けないため時刻表を確認する必要はありません。
チケットはオンラインで事前購入が可能で、出発日の30日前までに購入すると早割が適用されます。さらに、家族同伴の場合に限り、15歳以下の子どもは無料で利用できる点も大きなメリットです。

②節約ルート(安さ重視)

交通費を抑えてロンドン市内へ移動する場合は、地下鉄(ピカデリー線)やエリザベスラインの利用がおすすめです。これらの路線を利用する際は、切符ではなく、オイスターカードまたはクレジットカードなどのコンタクトレス決済を利用しましょう。コンタクトレス決済では、乗車ごとに自動的に最安料金が適用され、1日または1週間あたりの利用金額に上限が設定されています。なお、平日の朝(午前6:30~午前9:30)および夕方(午後4:00~午後7:00)のピーク時には運賃が割高になるため、可能であればこれらの時間帯を避けて利用することをおすすめします。
ピカデリー線やエリザベスラインでは、パディントン駅のほかボンドストリート駅やレスタースクエア駅などのロンドン市内中心地へアクセスできます。所要時間は約30分~最大60分ほどかかりますが、他の地下鉄路線への乗り換えがしやすいためロンドン市内各地の観光スポットを巡る方に適した移動手段です。特にエリザベスラインは、ロンドンの西部・東部・北東側へも直通しているため、目的地に応じて使い分けると良いでしょう。

③楽々ルート(大荷物家族連れ)

家族や複数人で旅行する方、また大きな荷物を持って移動する方にはタクシーや送迎車(配車サービス)の利用がおすすめです。タクシーや送迎車であれば、深夜や早朝に空港へ到着する場合も利用可能です。ヒースロー空港では、ブラックキャブや送迎サービスが充実しており、各ターミナルにタクシー乗り場が設置されています。タクシーや送迎車を利用すれば、大型のスーツケースがある場合でも、空港のタクシー乗り場からホテルの入口までドアツードアで移動できる点が大きなメリットです。運賃の目安は、ブラックキャブが64.00ポンド~120.00ポンド、送迎車(UberやBolt)が約50ポンドです。複数人で利用すれば1人当たりの負担が軽くなり、例えば3人で乗車した場合、1人当たりの料金はブラックキャブで約21ポンド~40ポンド、送迎車で約17ポンドとなりコストパフォーマンスの面でも優れています。

まとめ

Leonard's Bakery ヒースロー空港は、日本を含む多くの外国人観光客が利用するイギリス最大規模の国際空港です。日本から到着した際や乗り継ぎの際に、迷わずに移動できるようターミナル内のルートを事前に把握しましょう。また、イギリスへ観光や出張を目的として6か月以内の滞在をする場合には、電子渡航認証ETA(イータ)の申請が必要です。ETAは事前にオンラインで申請し「渡航認証許可」を取得する必要があるため、イギリスへの渡航が決まった段階で早めに手続きを行いましょう。

関連記事:イギリスETA(電子渡航認証)とは ビザとの違いや申請対象者について
関連記事:イギリスETAの申請方法を記入例付きで解説